アスールのエメラルド
宝石輸入卸として17年間エメラルドを輸入・見続け、良いものから、悪いものまで知り尽くした私が、年間の半分近くをコロンビアでのエメラルド選別に時間を費やした自信を持ってお勧めできるエメラルドのみをご提供いたします。
色、照り、形の良い物だけを取り扱い、コロンビアで研磨後、日本に輸入、再度研磨をやり直し、徹底した品質管理を自らの目で行う妥協しない最高品質のエメラルドです。
 
コロンビア産へのこだわり
世界の総産出量の約80%がコロンビア産である上に、照り、色合いとあらゆる観点から、コロンビア産エメラルドは、他の産地のエメラルドと一線を画しています。

エメラルドの見分け方や仕入れの目利きは、宝石の中でも特に難しく、色の濃さ、照り、内包物の度合に加えて、産出される鉱山による色合いの違いがポイントになります。
代表的な例を挙げるとムゾー鉱山は、色の濃い物、コスケス鉱山は、色の淡い照りの強い物、チボール鉱山は、青みのある内包物の少ない物と言えますが、他にもガチャラ鉱山、ピタ鉱山などそれぞれに色の特徴があります。

このように産出される鉱山により良質なエメラルドを見分け、産出量と市場動向を見極め、適正な価格で仕入るには、年月をかけ培ってきた確かな目と築いてきたローカルサプライヤーとの信頼関係が不可欠です。
特に最近の品薄状態の中、良質なものだけを買い付けする為、仕入れには、根気と時間が必要です。
私が日本にいる間も絶えず現地スタッフが、弊社コロンビアオフィスで数少ない高品質なものだけを仕入れています。
 
コロンビア鉱山の現状
残念ながら、エメラルドの産出量は激減し、ムゾー鉱山などから原石が少し出ては市場で取引され、すぐに無くなってしまう状態がずっと続いています。 特に良質なエメラルドは少なく稀少価値がどんどん高まっています。
最近では、チボール鉱山で原石が産出され期待されましたが、色が薄く、品質が良くないものが殆どでした。
年々、良質なエメラルドが減少傾向にあり、良いエメラルドを仕入れるためには、益々時間とコネクションが必要になってきています。